ホーム > かがわに広がるピンクリボン運動(その1)

かがわに広がるピンクリボン運動

ピンクリボンかがわメディカルネット

100人超す医療関係者 超音波講習会で精度向上

毎月第3木曜日に県立がん検診センターで開催している乳房超音波講習会
毎月第3木曜日に県立がん検診センターで開催している乳房超音波講習会

 県内の医療関係者でつくる「ピンクリボンかがわメディカルネット」。2011年秋から毎月100人を超える医師、放射線技師、臨床検査技師などが参加し、乳房超音波講習会を開催しています。
 講師は、超音波診断のスペシャリストとして注目を集める乳腺専門医の武部晃司医師や何森亜由美医師ら。主宰する吉澤潔医師は「他県と比べて香川は技師の数が不足している。将来的に住民検診の対象となることを考え、精度の高い超音波検診を担当できる医師・技師を1人でも多く育てたい」と話しています。

超音波検査とは?
小さなしこりや乳がんの初期症状である微細な石灰化を映し出すマンモグラフィー検査に対し、数mmの小さなしこりを見つけたり、しこりの性状が詳しく分かるのが超音波検査。乳腺密度の高い人や40歳以下の若い人の検査に適しているといわれ、マンモグラフィーと併用するところが増えてきています。

四国労働金庫

ATMでお金を引き出すと1回1円を寄付

ATMにチラシやポップを置いて活動をPRしています
ATMにチラシやポップを置いて活動をPRしています

 「女性が健康で長く働くことができる社会づくり」に貢献するため、今年8月から支援に取り組んでいます。四国ろうきんのATMでろうきんカード(マイプランカード、他行カードを含む)を利用してお金を引き出すと、引き出し1回につき1円を四国ろうきんが負担し、四国地区の日本対がん協会のグループ組織に寄付します。活動はチラシやポップ、ホームページ等でアピール。利用者がピンクリボン運動への関心を持つきっかけにもなっています。2012年度分は来年1月分までを集計、2月に寄付の予定です。

東京海上日動火災保険高松支店

(1)イベントやポスターでPR 受診率50%を目指す

東京海上日動火災保険高松支店

 がん検診の受診率を50%まで上昇させることを目的に、県と県内企業14社が取り組んでいる「がん検診受診率向上プロジェクト」。事務局である東京海上日動火災保険では、ピンクリボン運動にも力を入れ、リーフレットの配布や缶バッジの着用、乳がん検診の機会提供などの活動を行ってきました。
 今年は9月に「がん検診イベント」を開催。乳がん自己検診法体験やピンクリボングッズの展示販売を行うなど、延べ600人もの人が来場。今後もさまざまなPRを行いながら、受診率アップに取り組みます。

(2)積極的な予防運動でお客様をがんから守りたい

街頭キャンペーンに着用するピンクのウインドブレーカー姿の高松支店長・広瀬仲一さん
街頭キャンペーンに着用するピンクのウインドブレーカー姿の高松支店長・広瀬仲一さん

がんは初期段階で治療すれば、治る確率が高いと言われます。「東京海上グループ」は、”知ろう、お伝えしよう、お役に立とう”をキャッチsフレーズにお客様をがんから守る運動に取り組んでいます。活動ではJ・POSH主催の家族支援プログラムの協力や乳がん検診車購入資金の寄付、街頭キャンペーンなどを実施。香川県がん検診のスローガンには160作品を応募し、最優秀賞の受賞も。これからも、がんの早期発見に向けた、がん検診受診率向上の取組みを行っていきます。

一般社団法人 香川県診療放射線技師会

(1)受けやすい環境作りで検診受診率アップへ

市民講座やイベント(写真はゆめタウン丸亀内)を通じ、積極的に乳がん検診の啓発活動を行っています
市民講座やイベント(写真はゆめタウン丸亀内)を通じ、積極的に乳がん検診の啓発活動を行っています

 会員約350人のうち、約50人いる女性技師で女性部会を結成。2011年より市民講座を開催しています。9月は「ここが知りたい! 乳がん・子宮がん検診」と題し、画像診断精密検査や放射線治療について紹介しました。
 また、「より確実な診断を行うために、近い将来、マンモグラフィーと超音波検査を併用したがん検診が主流になる」と濱田裕会長。「精度の高い撮影を行える女性放射線技師、女性超音波技師を増やし、皆さんが今よりも乳がん検診を受けやすい体制を整えたい」と話しています。

(2)講座やシンポジウムでマンモ検診をPR

県立がん検診センターでマンモグラフィの大切さを伝える副会長・濱田裕さん(写真右)
県立がん検診センターでマンモグラフィの大切さを伝える副会長・濱田裕さん(写真右)

マンモグラフィー検診の重要性を訴える市民公開講座を毎年開催し、会場でピンクリボンのピンバッジなどを配布しています。2008年11月3日に山田邦子さんを迎えて開かれた「香川がん検診受けようシンポジウム」で、会場にブースを設けて来場者にマンモグラフィー検診の大切さをアピールしました。

国際ソロプチミスト高松

(1)乳房超音波検診に向けファントム寄贈

医療従事者の検査技術の向上を目的とした「乳房超音波診断ファントム」

 今年で50周年を迎える「国際ソロプチミスト高松」は、「女性と女児の生活の向上」をテーマに世界中に広がる女性組織。活動の一環として、ピンクリボンかがわ県協議会設立時からマンモグラフィーの無料検診や講演会など精力的にピンクリボン運動を続けています。
 今年は、近い将来導入が予想される乳房超音波検診の実施に向けて、65万円相当のファントムをピンクリボンかがわに寄贈。さらに6月には乳がんを経験した女優の樹木希林さんをゲストに、シンポジウム「女性の転機の乗り越え方」も開催。

(2)ピンクリボンかがわの設立から協力 570人に無料マンモ検診を提供

SI高松のメンバーとマンモグラフィ検診車
SI高松のメンバーとマンモグラフィ検診車

「女性と女児の生活向上」を活動理念に、125の国と地域に広がる女性組織。県内には、ピンクリボンかがわ県協議会の設立発起人になった、高松、ミドル香川、東讃を含めて9つのクラブがあります。組織内の賞金制度やチャリティバザーの収益金などを利用し、この2年間でマンモグラフィーの無料検診を提供した女性の数は570人近く!昨年度からは9つのクラブが力を合わせ、各地でバザーや上映会の会場などで精力的に啓蒙活動を続けていきます。

高松中央ライオンズクラブ

女性の〝愛〟のパワーで検診の大切さ広めたい

医療従事者の検査技術の向上を目的とした「乳房超音波診断ファントム」
乳がん検診キャンペーンを主催した高松中央LCの会員ら。予想を上回る100人の女性が参加し、乳がん検診を受診しました

 高松中央ライオンズクラブは9月22日(土)、高松市中央公園などで検診カーを活用した乳がん検診キャンペーンを開催しました。
 同クラブは、女性会員だけで構成する県内初のLCとして2002年5月に発足。女性に特化した奉仕活動の一環として、09年からピンクリボン活動を推進しています。
 松本美帆会長の本年度テーマは〝育む愛〟。「女性ならではの"愛〟の力で検診の大切さを伝えたい。早期発見こそ、大切な家族と地域を守ることにつながりますから」。今月は東日本大震災の被災地も訪問予定です。

あけぼの会

共に励まし前向きに患者主体の活動

全国一斉に行われたティッシュ配り。自己触診やマンモグラフィー検診を呼びかけました
全国一斉に行われたティッシュ配り。自己触診やマンモグラフィー検診を呼びかけました

 乳がんに対する正しい知識と検診の大切さを広く知ってもらいたいとの思いから患者を中心に発足した「あけぼの会」。年に3回、高松市男女共同参画センターで、専門医を招いての相談会を開催しています。会員に限らず参加でき、広く知識を得ることが可能。新年会やお花見、温泉旅行なども行い患者同士が悩みを共有し、励まし合う場も設けています。
 「早期発見では生存率が高い乳がん。ぜひ定期的に検診を。治療中や術後も一人で悩まず仲間と共に頑張りましょう」と香川支部会長の竹内聡子さん。

社会医療法人財団・麻田総合病院

10月第3日曜に検診実施 ピンクリボン自販機も設置

マンモグラフィーやエコー写真の展示で啓発する「健康まつり」。今年は11月11日(日)に開催予定
マンモグラフィーやエコー写真の展示で啓発する「健康まつり」。今年は11月11日(日)に開催予定

 乳がんに対する正しい知識と検診の大切さを広く知ってもらいたいとの思いから患者を中心に発足した「あけぼの会」。年に3回、高松市男女共同参画センターで、専門医を招いての相談会を開催しています。会員に限らず参加でき、広く知識を得ることが可能。新年会やお花見、温泉旅行なども行い患者同士が悩みを共有し、励まし合う場も設けています。
「早期発見では生存率が高い乳がん。ぜひ定期的に検診を。治療中や術後も一人で悩まず仲間と共に頑張りましょう」と香川支部会長の竹内聡子さん。

セキ

サバイバー向けフォーラム開催協力など積極的支援

2011年11月に高松で開催した「ピンクリボンワーキング・サバイバーズ・フォーラムかがわ」にも協力
2011年11月に高松で開催した「ピンクリボンワーキング・サバイバーズ・フォーラムかがわ」にも協力

 愛媛県松山市に本社を置く印刷会社「セキ」は、CSR活動の一環としてピンクリボンえひめ協議会の設立に参加。イベント運営や社内募金を行うなどして支援事業を展開しています。
 支店のある香川でもピンクリボン活動に取り組み、昨年は県やピンクリボンかがわ県協議会、セシールが主催した「ピンクリボンワーキング・サバイバーズ・フォーラムかがわ」の開催に協力。多くのがん体験者、家族、企業が参加し、がんになっても働き続けるための情報提供の場が実現しました。

ユニ・チャーム

(1)毎年11月に社内運動会 ピンクリボン募金呼びかけ

ユニ・チャーム

 女性用品を扱うブランドの使命として、ピンクリボン運動を応援するユニ・チャーム。観音寺にある四国工場では、毎年11月の第1土曜日に社員とその家族約1400人が参加して運動会を開催。会場で、ピンクリボンの趣旨説明と募金活動を行っています。
 「社員の親睦を深めるための運動会が、社会貢献にもつながって嬉しい限り。募金額は年々増えており、継続の必要性を実感します」と実行委員リーダーで生産統括部UTMSS・教育グループの村上輝彦さん。今年は新たに復興募金も企画し、準備を進めています。

(2)女性商品の会社としてココロと体を大切にしたい

女性商品の会社としてココロと体を大切にしたい

「女性にいつも笑顔でいてほしい」という気持ちから、商品やHPを通じて乳がん啓発運動を推進しています。パッケージに啓発メッセージが入った限定デザイン商品を販売、売り上げの一部を(財)日本対がん協会に寄付します。また、2007年から女性従業員に婦人科検診を無料提供、社員向けサイトで乳がん特集を掲載したり、社内募金の実施も。四国工場では社内運動会で募金を行い、ピンクリボンかがわ県協議会へ寄付します。

セシール

(1)ブラジャー購入で寄付貢献 乳がん患者向け商品開発も

11月9日(金)まで実施中のキャンペーンサイト
11月9日(金)まで実施中のキャンペーンサイト
乳がん手術後に着用する「ブレストケア」商品の開発にも取り組んでいます
乳がん手術後に着用する「ブレストケア」商品の開発にも取り組んでいます

 2008年よりピンクリボン運動支援を積極的に推進している総合通販のセシール。2010年度より保険代理店事業で新規保険成約1件につき100円を日本対がん協会に、毎年1月のニューイヤーズパーティ募金をピンクリボンかがわに寄付。今年は10月から11月にかけて「ピンクリボンキャンペーン2012」と題し、オンラインショップでブラジャー購入1点につき5円を日本対がん協会に寄付します。
 また、乳がん患者向けに、各種「ブレストケアブラ&パッド」も販売しています。

(2)職場、家族から呼びかけ 術後のケアブラ開発も

オリジナルのピンクリボンネクタイ(3000円)
オリジナルのピンクリボンネクタイ(3000円)

社内の乳がん検診受診対象者の受診率80%以上、HPで乳がん特集を掲載するなど社内外で啓発に取り組んでいます。
今年はチャリティー募金とチャリティーバザーを行いピンクリボンかがわ県協議会に寄贈。男性にも理解を深めてもらいたいとピンクリボン関連のホワイトデー商品やネクタイを販売しています。
また手術を受けた人のための商品の販売も行っており、今後も患者会の意見を取り入れながら開発を予定しています。

株式会社穴吹工務店

株式会社穴吹工務店

2008年10月18日、高松天満屋9階サーパスの森で開かれた乳がん検診を呼びかける啓発イベント「大好きなお母さんへのメッセージ」では、サーパスの森を全面的に開放することでイベントへの協力を行いました。
また、同会場にあるFM高松スタジオからの生放送で高松赤十字病院・吉澤潔先生とセシールティーンズファッションショーのモデルさんに出演していただき乳がん検診の大切さをアピールしました。

高松丸亀町商店街振興組合

ドーム広場に検診呼びかけるタペストリーを掲示

ドームの上部に掛けられたピンクリボンタペストリー
ドームの上部に掛けられたピンクリボンタペストリー

昨年10月、ピンクリボンの強化月間に合わせて丸亀町壱番街ドーム広場に巨大な啓発タペストリーを飾りました。毎日1万5000人が行き来する広場の上部にピンクリボンメッセージを掲げたことで、ピンクリボンとは何かを知った人、乳がん検診へ行ってみようと思った人も多いはず。さらに伊藤園のピンクリボン募金自動販売機を、現在建設中の再開発ビル前に設置。今後も”人が集まる場所”を生かした取組みを行っていきます。

高松商工会議所

働く人の健康願い健診でサポート

多彩なコンテンツの高松商工会議所ホームページ。女性会のコーナーもあります
多彩なコンテンツの高松商工会議所ホームページ。女性会のコーナーもあります

高松市内商工業の振興発展に寄与する目的で設立された「高松商工会議所」。会員事業所の役員・従業員の皆さまの健康を願い、1974年から健康診断や生活習慣病などの予防に努めています。ピンクリボン運動への協力は、2007年2月に女性会が主催したマンモグラフィー検診がきっかけ。昨年度より定期健康診断・生活習慣病健診に、乳がん・子宮がん検診が加わりました。今後は女性のみの健診などさらなるサポートも検討中!

株式会社高松天満屋

レシートで検診呼びかけ  県内最大のフェアも開催

「四国のガイアたち」より
「四国のガイアたち」より

女性から支持を集める高松天満屋だからこそ、多彩な取組みでピンクリボン活動を応援!2008年10月には「四国のガイアたち」と題して5人の女性陶芸作家による作品を紹介。じつはこれ、ネックレスやペンダントなどどれも乳がんのしこりの大きさをテーマに製作したもの。売り上げの一部をピンクリボンかがわ県協議会に寄付されました。また、同月は全館で発行するレシートに「検診を受けましょう」のメッセージを印刷。約30人の女性販売員もピンクリボンバッジを付け、強化月間をPRしました。

住友生命保険相互会社 高松支店

職員のマンパワーで啓発活動や寄付を

職員のマンパワーで啓発活動や寄付を

全国約3万人の営業職員が胸にピンクリボンバッジをつけ、お客様一人一人にピンクリボンのチラシや冊子を配布。乳がんの啓発に努めています。県内では昨年、3ヶ所で乳がん啓発セミナーを開催するとともにピンクリボンをアピールしました。
また、「スミセイボランティアボックス」で使用済み切手を回収、リサイクル業者を通じて換金の上、(財)日本対がん協会「乳がんをなくすほほえみ基金」に全額寄付しています。寄付金は、マンモグラフィー検診機器の整備、患者や治癒者のケア、広報活動やがん相談、検診技術者の研修などに役立てられています。

かがわに広がるピンクリボン運動その2へ